英米仏、安保理に修正決議案提出 シリアでの化学兵器使用で
[ロイター] - 国連安全保障理事会(安保理)は、英米仏の3カ国が提出しました、化学兵器を使ったとみられるシリア北部での空爆に関する国際的な調査への支持を強固にする修正決議案の採決を、早ければ12日に行う可能性があります。外交官らが明らかにしました。
(写真:EPA/TTXVN)
外交官らによりますと、修正決議案の内容は、4日の同空爆を非難し、シリアに国際調査団への協力を求めた先週の決議案の内容とほぼ同じだったといいます。
安保理の高位外交官は、匿名を条件に、シリアの同盟国であるロシアが拒否権を発動する可能性が高いとみられると語りました。先週の決議案について、ロシアは文言を受け入れられないと述べていました。
同外交官によりますと、中国は先週、採決を棄権する意向を示していたといいます。